倒産
3年間支援してきた零細な製造業者が倒産した。
正確には自己破産を申請したのだが、
経営者とは連絡がとれない。
企業再生関係に携わる方からの紹介で、
話を伺ったときには、既に多額の金融債務を抱えていた。
しかし、他にない特殊技術を開発しており、
可能性は十分あった。
公的補助金の受給や、金融機関との折衝・支援の取り付けをはじめ、
商工会としては、八方手を尽くしたつもりだ。
金融機関、支援団体、税理士などと支援チームも結成し、
連絡をとりあって支援している矢先だった。
商工会としても、新たな公的支援の用意もあっただけに、
弁護士に手続きをお願いする前に、一報して欲しかった。
その金融機関の支店長が数日前に来所した。
支店長も新たな支援を模索し、
スポンサー企業の当てもつけていたという。
残念でならない。
結局、経営者は、商工会にも金融機関にも税理士にも、
一言も相談することなく、自己破産を申請した。
商工会も含めた関係者が「信頼されていなかった」
といえばそれまでだが、
そういう判断の時こそ、一言相談してもらえれば、
別の道が開けたかもしれない。
弁護士に連絡したら、経営者は元気だという。
経営者はまだ若い。
この失敗を教訓に、バネに再起してもらいたい。
そのときには、もう一度商工会を訪ねてもらいたい。
2009/12/16 08:42:00

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